2017年3月2日木曜日

夜の病棟と睡眠

 夜の病棟というのは、結構騒がしいものです。

 僕が入院してたところは、消灯が10時、起床は6時でした。ですから、睡眠時間は、一応8時間確保されていたことになります。

 それに比べて、今は5時間も寝ていないと思います。
 いつの頃からか、夕飯を食べると、眠たくなってしまうようになりました。聞いたところによると、食べたものを消化するのには、エネルギーが必要で、歳をとって体力がなくなってくると、起きていられなくなるんだそうです。
 で、そのまま、リビングで寝てしまいます。でも、誰も起こしてくれません。夜中の2時とかに寒さで目が覚めます。それから、風呂に入って・・・、なんてしているともう4時を過ぎてしまいます。それから、ベッドに入って、ちゃんと寝ます。でも6時には、起きます。トータルすれば5・6時間くらいは寝ているのかもしれませんけど、慢性的な睡眠不足状態になっています。結局、次の日も食事をすると起きていられなくなります。
 この負の連鎖をどこかで断ち切りたいのですが、もはや、それが生活習慣になっていて、逆に、食後に寝ない日があっても、何か変な感じで、そのままダラダラと2時頃まで起きてしまいます。それから風呂に入ったりするので、かえって睡眠時間が短くなってます。

 リビングで寝ていて、気づくと午前4時なんて時もあります。それからお風呂に入ると、寝るのは、5時半頃です。ベッドで30分しか眠れません。そんな日は寝るのをあきらめて、そのまま起きているってのも1つの方法ですけど、たとえ30分でもベッドに入った方が良いみたいです。
 30分ですから、ただ目をつむって横になってるだけですけど、ちゃんと、目覚ましをかけて鳴ったら起きるってことをします。そうすると精神的にリセットされるみたいで、一日を普通に始められます。
 まあ、そんな生活をしていたから、ガンになっちゃったのかもしれませんw

 で、入院中は、睡眠時間は確保されてましたけど、実際には、なかなか眠むれるものではありません。

 頻繁に鳴るナースコール。隣の個室のジイさんの呻き声。一晩に何度もトイレに行く人もいます。反対隣の病室のバアさんが、夜中に苦しいと言い出して、一晩中バタバタしているなんて時もありました。当直の検査技師さんが、移動式のレントゲン撮影機をガラガラ引っ張ってきたりして、まあ賑やかなものでした。

 でも、だからといって、どうっていうことなかったです。働いているわけじゃないので、寝れなくても、次の日に困ることなんてありませんからね。昼寝ならいくらでもできるし、人間、眠いときには、周りが騒がしくっても、寝ちゃいますから、かえって次の日がよく眠れたりしました。ですから、眠れる日と眠れない日が、一日おきに来ていましたような気がします。

 そういえば、看護師さんは、寝れないときは遠慮なく言ってくださいね、と云ってました。睡眠導入剤を出してくれるってことみたいです。

 今日は、食事の後に居眠りすることがなかったんですけど、ボケーっとしていたら、何となく思い立って、こんな記事を書いてしまいました。もう午前3時です。これからお風呂に入ります。

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