2017年3月28日火曜日

3ヶ月に一度の血液検査でした。

 まず、検査室に行って、血液を採取します。
 いつも通りの3本です。

 僕の前に20人ほど待っていましたが、5~7つのブースがフル回転しているので、10分くらいで順番がきました。いつもながら、検査技師さんの手際の良さに感心してしまいます。世の中には、いろいろなプロがいますけど、注射針を刺すプロというのもいるんです。

 前回は、検査から診察までの時間が短く、結果が未だ出ていなくて、30分くらい待つことになってしまいました。ですから、今回は、キモチ早めに行ったんですけど、そのまま、大腸外科の受付をするには、いくらなんでも早いかなって思ったんで、最上階の喫茶店で、午前中から「おやつタイム」をしていました。
 病院は、たくさんの患者さんで混み合ってますが、ここは別世界です。病院の最上階で景色も素晴らしいし、クラッシック音楽が流れていて、30~40席あるスペースに僕一人。読みかけの文庫本を開きながら、ワッフル食べて、コーヒー飲んでました。
 ホットケーキもワッフルもケーキもアイスクリームも、自家製では無く、普通の仕入れ品ですけど、スタバよりもずっと安いですし、カウンターの向こうで切り盛りいているのが、食堂のおばちゃんぽいのもイイ感じです。
 一階のホールにも、カフェコーナーがあるし、ミニストップでコーヒー買って、ラウンジで飲むのも良いんですけど、この時間帯では、空いている椅子をさがすのも一苦労ですからね。
 こんな良いところがあるのに、何でみんな来ないんだろうって思うときもありますけど、癌の病院に来て、のんびりコーヒーを飲もうなんて考える方が少数派なんでしょう。

 なんてしていたら、呼び出し受信機がなりました。「大腸外科で受付をしてださい」ですって。「診察室にきてください」みたいなメッセージはありましたけど、「早く受付に来いっ!」ってのは初めてです。「検査をしてから1時間も、どこほっつき歩いてんだ」って、受信機に怒られてしまいました。
 
 次回の検査は、夕方に予約です。3ヶ月後は、薔薇も綺麗に咲いているでしょうから、午前中に予約を入れて、庭でコーヒー飲んで、半日のんびりしたいんですけど、僕にだって抜けられない仕事がありますからね。
 
 
 腫瘍マーカーの値は、正常でした。

2017年3月2日木曜日

夜の病棟と睡眠

 夜の病棟というのは、結構騒がしいものです。

 僕が入院してたところは、消灯が10時、起床は6時でした。ですから、睡眠時間は、一応8時間確保されていたことになります。

 それに比べて、今は5時間も寝ていないと思います。
 いつの頃からか、夕飯を食べると、眠たくなってしまうようになりました。聞いたところによると、食べたものを消化するのには、エネルギーが必要で、歳をとって体力がなくなってくると、起きていられなくなるんだそうです。
 で、そのまま、リビングで寝てしまいます。でも、誰も起こしてくれません。夜中の2時とかに寒さで目が覚めます。それから、風呂に入って・・・、なんてしているともう4時を過ぎてしまいます。それから、ベッドに入って、ちゃんと寝ます。でも6時には、起きます。トータルすれば5・6時間くらいは寝ているのかもしれませんけど、慢性的な睡眠不足状態になっています。結局、次の日も食事をすると起きていられなくなります。
 この負の連鎖をどこかで断ち切りたいのですが、もはや、それが生活習慣になっていて、逆に、食後に寝ない日があっても、何か変な感じで、そのままダラダラと2時頃まで起きてしまいます。それから風呂に入ったりするので、かえって睡眠時間が短くなってます。

 リビングで寝ていて、気づくと午前4時なんて時もあります。それからお風呂に入ると、寝るのは、5時半頃です。ベッドで30分しか眠れません。そんな日は寝るのをあきらめて、そのまま起きているってのも1つの方法ですけど、たとえ30分でもベッドに入った方が良いみたいです。
 30分ですから、ただ目をつむって横になってるだけですけど、ちゃんと、目覚ましをかけて鳴ったら起きるってことをします。そうすると精神的にリセットされるみたいで、一日を普通に始められます。
 まあ、そんな生活をしていたから、ガンになっちゃったのかもしれませんw

 で、入院中は、睡眠時間は確保されてましたけど、実際には、なかなか眠むれるものではありません。

 頻繁に鳴るナースコール。隣の個室のジイさんの呻き声。一晩に何度もトイレに行く人もいます。反対隣の病室のバアさんが、夜中に苦しいと言い出して、一晩中バタバタしているなんて時もありました。当直の検査技師さんが、移動式のレントゲン撮影機をガラガラ引っ張ってきたりして、まあ賑やかなものでした。

 でも、だからといって、どうっていうことなかったです。働いているわけじゃないので、寝れなくても、次の日に困ることなんてありませんからね。昼寝ならいくらでもできるし、人間、眠いときには、周りが騒がしくっても、寝ちゃいますから、かえって次の日がよく眠れたりしました。ですから、眠れる日と眠れない日が、一日おきに来ていましたような気がします。

 そういえば、看護師さんは、寝れないときは遠慮なく言ってくださいね、と云ってました。睡眠導入剤を出してくれるってことみたいです。

 今日は、食事の後に居眠りすることがなかったんですけど、ボケーっとしていたら、何となく思い立って、こんな記事を書いてしまいました。もう午前3時です。これからお風呂に入ります。