2016年5月25日水曜日

薔薇の写真を撮ってきました

 6回目の治療でした。お約束通り、薔薇の写真を撮ってきましたよ。前庭は誰でも入れるので、僕の他にも、カメラを持ってきているオジさんが来てました。でも、まだ、樹高が低いのと、薔薇園のために設計してある庭でないので、ここから撮れば誰でも名カメラマンというスポットが無いんですよね。でも、1つ1つの薔薇は、とても綺麗でしたよ。



 点滴後は、手足の痺れが起きます。ですから、4・5日は、家の中でも手袋をしているんですけど、暖かくっていうか、暑くなってきましたので、知覚過敏については、少し楽です。前回までは、パソコンのキーボードも冷たくて、手袋してましたからw

 あと、注意力が散漫になってます。昨日も、食器棚から、爪楊枝の束をおとして、キッチン中にまき散らしてしまいました。鍵をさしっぱなしで出かけようとしたり、起きようとしたら、ベッドから転げたりと、普通では、考えられないことが起きます。車の運転も、休薬期間以外は、しないようにしています。ぼけ老人になった気分ですけど、まあ、のこり3分の1になりましたから、頑張ります。

2016年5月23日月曜日

薬物に体が蝕まれると云うこと ~覚醒剤ではありませんよ~

 僕が飲んでいる抗がん剤はゼローダ錠というものです。いかにも体に悪そうな名前です。小林製薬のようなウケ狙い100%のネーミングを求めてはいませんが、もうちょっと、「これを飲めば元気になれる」みたいな名前をつけてもらいたかったものです。
 ただ、今のところ、深刻な副作用が起きていないのは、助かります。1日12錠を2回に分けて2週間、それを5クール。12×14×5=840。体調がイマイチで飲めなかったことが1回ありましたから、6錠引いて、今までに834錠飲んだことになります。
 しかし、深刻で無いとは云え、足の裏とか、足の爪とか、副作用が出ていることも確かです。少し歩くと、足の裏が傷みます。今までは、ステロイドを塗って、一晩たてば治っていたのですが、だんだん治りが悪くなってきました。先週末に、ちょっと頑張って、街歩きをしたのですが、足の裏にマメができてしまって、結局、この1週間治りませんでした。歩くときにびっこをひいていると、何だか自分が30才くらい歳を取ってしまったようで、悲しいです。

 困ったことに、食欲だけは旺盛で、体重は順調に増えています。メタボ体型に逆戻りしてしまいましたので、できるだけ体を動かしたいのですが・・・。ラジオ体操でも始めましょうか。

2016年5月21日土曜日

腹巻きとお別れしたこと

 昨日、長いこと着けていた腹巻きとお別れしました。手術を受けるにあたって、病院の売店で買った物です。2枚買って、洗い替えをしながら、毎日着けていました。元々は、手術の傷跡を保護するもので、退院すれば必要なかったのですが、傷口が下着に触れるのが、なんともイヤだったので、そのまま着けていました。
 着けていると、妙な安心感があって、だらだらと着け続けていたんです。でも、さすがに暑くなってきました。で、この前、腹巻きが上の方にズレていたんですけど、そのまま気づかずに過ごしていたんですよね。着けてる意味が無いのに気づかないようじゃあしょうがないといことで、意を決して、着けるのをやめました。
 なんか、腰回りがスッキリして、良い感じです。これで、ようやく、手術から卒業した気分です。

 ただ、運動不足がたたって、お腹周りがピンチなんですけど、腹巻きのせいにできなくなってしまいましたが・・・。

2016年5月13日金曜日

初めて本物の麻酔医に会ったこと

 昔、とある病院に家族が入院しまして、見舞いに行ったのですが、暇だったので病院内をあちこち探検して回ったんです。そしたら、1階の売店の奥に薄暗い廊下が続いているのを見つけて、何があるのかなって進んでいくと、廊下の突き当たりに、麻酔科って表札の出ている部屋を見つけました。人っ子一人いない、しんと静まりかえった廊下にある、薄気味悪い部屋だったんです。
 麻酔医なんて知られていなかった頃でしたから、麻酔科にかかる患者ってどんな人たちなんだろうって不思議に思ったことを覚えています。
 で、何年かして、「医龍」などの医療ドラマが始まって、この世に麻酔医なる方たちがいると云うことを知りました。

 昨年の暮れ、直腸癌の手術のために入院していた時、看護師さんに麻酔科の先生の診察があるから、行ってきてくださいっていわれました。渡された地図を頼りに歩いて行くと、手術室の脇を入ったところに麻酔科の受付を見つけました。広い廊下には、誰もいません。廊下の照明が明るかったのが救いでしたね。これで廊下が薄暗かったら怖いですよ。据えてあるソファーに1人座っていると、診察室に呼ばれました。

 中に入って驚きました。だって、僕の手術を担当してくれる麻酔医は、ビックリするくらいの美人の女医さんだったんです。テレビで医療ドラマをするならば、こういうタイプの女優さんをキャスティングするだろうなって感じ。頭が良さそうで、クールで、美人な女医さんです。僕、頭の良さそうな女の人が大好きなんですよ。

 手術に伴う麻酔の説明をしてくれました。僕の手術は、腹腔鏡なので、「硬膜外麻酔」は無くって、「全身麻酔」だけで行うそうです。
「えっ」
僕が、以前、手術をしたことのある人から聞いていたのは「背骨に麻酔打つから、術後も全然痛くなくって、楽なもんだ」って話だったんです。
 痛み止めは、点滴の中に入っているヤツだけみたいです。直腸癌の腹腔鏡手術ってホントに軽く思われている手術なんですね。

 では、明日よろしくお願いしますってことで、部屋を出ました。何となく、明日、手術室に行くのが楽しみです。っていうか、そのくらい素敵な女医さんだったんですよ。

2016年5月3日火曜日

5回目の治療に行って「カップヌードル・贅沢とろみフカヒレスープ味」買ってきました。

 3連休前ということで、病院も随分混んでました。で、予約時間も後の方だったので、待ち時間も長くって、点滴前の待ち時間も長くって、全部終わったら6時を過ぎてましたよ。

 いつもの病院内のミニストップで、お昼のおむすびやパンを買おうとしたんです。そしたら、カップ麺売り場に「日清カップヌードル・リッチ」が並んでいるじゃありませんか。
 話題になっているし、昔から新しい物好き、新商品には目のがない僕ですから、一度食べてみたいと思っていました。でも、僕の近所のコンビニやスーパーでは、スッポン味は売っていても、フカヒレ味は、どこでも品切れ中だったんです。
 

 それが、癌の専門病院の売店にあったんですよ。思わず2つも買っちゃいまいた。此所の売店って、患者やその家族、病院関係の職員など、様々な人が買い物に来ますけど、カップヌードル・リッチには、関心が無いんでしょうね。あったとしても、何もこんなところで買わなくてもっていう感じでしょうか。
 でも、他の商品の品揃えも、なかなか良いいんです。通院って辛いし、イヤなイメージが頭から離れなくって、玄関をくぐるのも憂鬱なんですけど、この売店だけが楽しみなんです。待ち時間も長くって、暇なんで、いつまでもミニストップに入り浸ってました。

 CM炎上騒動については、機会があったら、表ブログに投稿してみようかなって思います。

 それから、ロビーのディスプレイも「五月飾り」に変わっていました。


 庭は、ツツジ・サツキが終わりかけていました。バラは、咲き始めですけど、咲きそろうのは、もう少し先のようです。次回の通院時が楽しみです。
 

 2日に治療をしましたんで、ゴールデンウイークは、どこへも出られそうにありません。まあ、どこへ行っても混んでいるでしょうから、寝正月ならぬ、寝ゴールデンウイークでいきます。